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2010年2月に開催された社団法人日本印刷学会総会にて選任され、会長に就任しました。伝統ある本学会の会長に就任することは身に余る光栄であり、同時にその重責に身の引き締まる思いが致します。日本印刷学会の歴史に恥じないよう、精一杯努力していく所存です。
日本印刷学会は1928年に創立された、82年の長い歴史ある学会です。現在の定款(昭和55年)の社団法人となって以来、すでに30年が経過しています。平成20年12月に公益法人制度改革関連3法が施行され、新たな公益法人制度がスタートし、現在の日本印刷学会は「特例社団法人」となっています。この制度は5年間の猶予期間中に、新法人への移行手続きをしなければなりません。本学会におきましても、この法律改正に則り、この期間内に必要な手続きを行い、新しい法人へと移行しなければなりません。そのため今年は定款の見直しを含め、新法人への移行に向けてスタートする年になります。また、昨年発足した広報委員会(江前敏晴委員長)における学会Webサイトのリニューアル、電子メールによる登録した会員の皆様への情報提供など、学会広報全般の改革が軌道に乗りつつあります。さらに、今秋には本学会のグローバル化に向けて“NEXT-GENERATION PRINTING SCIENCE AND TECHNOLOGY”と題した国際シンポジウム(Asian Symposium)を開催する予定です。このシンポジウムはアジア各国の研究者と気軽に討論、交流する良い機会であり、これを足掛かりに各国との連携を強化して行きたいと考えています。
印刷技術はとどまることなく進歩し続けています。新しい技術分野として議論されているデジタルファブリケーションやプリンタブルエレクトロニクスなど、本学会の将来の核となりえる技術が彼方此方から芽吹いてきています。技術委員会の中でも積極的に新規技術を取り上げていきますので、会員の皆様の忌憚のない御意見・ご助言をお寄せください。
日本印刷学会は印刷業界と大学、公共研究機関など産学官の技術者や研究者が中心となり、印刷に関する学問や新規技術に関する討論を行う場を提供するとともに、関連学協会とも協力して最先端の印刷技術の向上に寄与すべく、その情報の普及に努めたいと考えています。本学会は、何よりも会員の皆さんにとって役に立つ、魅力あふれる学会でありたいと思っています。会員の皆様の格別なるご支援を継続してお願いすると同時に、新たな会員の方々の入会を心から歓迎申し上げます。
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