グラビア研究会 第11回ミニシンポジウム
25 th Anniversary Event
−グラビア研究会25周年記念企画、もう一度聴きたい講演集

 日本印刷学会グラビア研究会では、平成27年度の第10回研究例会から平成29年度の第11回研究例会までの3年間に亘り基礎講座を除く5回の集客企画の際のアンケートにて、過去の講演についての設問を設けてきました。5回の集客企画を聴講くださった皆様のアンケート結果から、得票数の多い講演を集めてみました。グラビア研究会にとって25周年になるのを記念して、アンケート結果に基づく企画を開催します。グラビアに携わる方にとっては、興味深い話題が凝縮された企画となっています。皆様のご参加をお待ちしております。特に、アンケートに投票くださった方は、お聴き逃しないようご案内申し上げます。
なお、ミニシンポジウムの参加費には、印刷博物館の入館券(500円)が含まれています。講演会後には、希望者へのVRシアター(バーチャル映像)の鑑賞を講演会後に企画しています。定員制の為、当日参加費をお支払いの際にお申込みください。印刷博物館及びギャラリーにつきましては閉館時間(18時)まで自由に観覧でき、印刷に纏わる貴重な展示をお楽しみいただけます。印刷博物館では、企画展「キンダーブックの90年、童画と童謡でたどる子どもたちの世界」が開催されています。

主 催: (一社)日本印刷学会 技術委員会 グラビア研究会
日 時: 平成29年12月12日(火)10:45〜17:00(受付は10:15からグーテンベルク・ルーム内にて)
会 場:

印刷博物館 グーテンベルク・ルーム(B1F)
〒112−8531 東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビルTEL:03-5840-2300
JR・地下鉄 飯田橋駅から徒歩13分(JR飯田橋駅東口/地下鉄B1出口)
地下鉄 江戸川橋駅から徒歩8分(地下鉄4番出口)
地下鉄後楽園駅から徒歩10分(地下鉄1番出口)


プログラム

10:45-10:55   開会の挨拶
1.「グラビア研究会25年間の活動−発足25年間から、ここ5年の活動を振返って−」 (10分)

橋本セロファン印刷(株) 橋本 章(委員)

 グラビア研究会の25年の歩み、直近5年間の活動で特に集客数の高かったテーマを中心に、グラビアの現状、課題について紹介する。
10:55-11:45
2.「日、欧、米、中で比較する食品包装材料法規制の現状と今後の課題(平成23年度第1回勉強会)」&「食品包装材料の衛生安全性―何を、如何に規制するのか―(平成23年第8回研究例会)」から (50分)
日本包装専士会 西 秀樹

 食品包装の法規制に関しては、平成23年度第1回勉強会及び平成23年第8回研究例会において、紹介させて戴いた。その後日本では2017年7月、厚労省は漸く食品衛生法を改正して先ずは樹脂からPL制度化を図る方針を通知し、施行は早くて2020年の東京五輪頃の見込みである。印刷インキはその後の課題となりそうである。
 EUではプラスチック規制がほぼ完成し、現在EC委員会が独案を基に印刷インキの規制を審議中であり、来年中頃に公表見込みである。このEU基準は全世界的に採用されると推測され、NLしか無い日本への大波は必至の状況である。中国は昨秋、EU類似の規制に大転換し、全世界的にはEU基準がほぼ世界標準的存在となった。日本はもはや後追い組であり、この先大きな難題が待ち構えている。このような国内外の最新動向及び企業としての対応と留意点をお話しする。

昼 食 (11:45-12:45)

12:45-13:35
3.「欧州包装動向(平成24年度 第1回勉強会)」から  
(50分)

(株)東洋紡パッケージング・プラン・サービス 松田  修成

 2011年5月にドイツのデュッセルドルフで開催された、国際包装展インターパック2011での出展内容を中心に、森 啓治氏から欧州を中心とした包装動向を紹介した(平成24年度 第1回勉強会)。
 前回報告から6年後となる2017年5月にドイツのデュッセルドルフで開催された、国際包装展インターパック2017での出展内容を中心に現在の欧州を中心とした包装動向を紹介する。

13:35-14:20
4.「次世代グラビア製版技術の試み(平成25年第1回勉強会)」から  
(45分)

(株)シンク・ラボラトリー 重田 龍男

 グラビア製版においてCrめっきを使用しないDLC成膜によるプロセスと印刷適性について、FXeco の深度10〜16μm程度によるインキ、VOC削減の実機データ等について及びNewFX 自動製版システムの内外での稼働状況と経済性等について技術紹介した(平成25年第1回勉強会)。
 レーザー製版システムでは、日産80〜200本までのフレキシブルなNewFXシリーズのシステム構成に発展しており、解像度は、3200/12800dpiとし、彫刻製版より優れたハイライト特性を実現した。レーザー、Cuめっき及びCrめっきの高速化、ケミカル管理の自動化、リモートメンテナンス等が大幅に進展した。このNewFXシリーズでは、油性インクでのインク削減も15〜30%に達している。また、花王鰍ニの共同開発によりアルコールを含まない完全水性グラビアは、深度5μm/250線の開発が進み、世界初の、全く防爆の考慮を必要としないグラビア印刷が、150m/分のスピードを可能にする技術が進展しており、関連技術として水性IJについての概要も紹介する。

休 憩 (14:20-14:35)

14:35-15:20
5.「食品包装材料の環境配慮について(平成23年 第8回研究例会)」から  
(45分)

味の素(株) 松嶋 健治

 容器包装の基本機能として「中身の保護」「取り扱いやすさ」「情報の提供」があるが、近年では更に「環境配慮」が要求されている。材質選定や印刷方法など、食品包材はどのように発展するのか、またどのような課題があるのかその一例を紹介した(平成23年 第8回研究例会)。
 SDGsを意識した軟包材の開発の一例についても紹介する。

15:20-16:10
6.「解析技術によるモノづくりソリューション(平成26年 第7回ミニシンポジウム)」から  
(50分)

大日本印刷(株)  中島   但
大日本印刷(株)  酒井 美希

 視認できないモノづくりのプロセス課題を改善するために、解析手法として「可視化」技術を用いることで、これまで解決が困難であったものも原因が見え新たなプロセスを生み出すなど、製造現場に潜在する課題を解決(ソリューション)する解析手法について紹介した(平成26年 第7回ミニシンポジウム)。
 前回紹介した事例に加えて、新たにオフセット印刷やグラビア印刷におけるインキ転移現象や加工プロセスにおける課題解決事例について紹介する。

16:15-17:00
7.印刷博物館見学
 印刷博物館のガイドの方から、印刷の歴史に触れていただける様にパンフレットに沿って印刷博物館の見所を紹介した後、入れ替え制にてガイドツアー及びVRシアターにご案内します。ガイドツアーではプロローグゾーンのガイドツアーにご案内します。また、VRシアター(定員制)では、デジタル技術を駆使した視野角120°の幅12mの巨大局面スクリーンにてバーチャル映像を体験していただきます。
・上映時間: 20分程度(16:15〜、16:40〜)
・上映演目: 「東大寺大仏の世界」※コンテンツは、変更になる場合もあります
 


定 員:

50名(定員になり次第締め切ります)

締切り: 平成29年12月7日(木)
印刷博物館内の施設を使用する都合上、当日参加はご遠慮ください。
参加費:

7,000円(日本印刷学会 個人会員・賛助会員、関東グラビア協同組合連合会会員、全国グラビア製版工業会連合会会員)
11,000円(その他、会員外)

参加費払込: 参加費は当日会場受付でお支払ください(できるだけ釣銭の無い様ご準備願います)。
申込方法:

日本印刷学会のweb上のフォームから,お申込みください。
[日本印刷学会のホームページがご利用になれない場合は、参加者の氏名(印刷学会会員の有無、協賛会員)、企業名・所属先、連絡先(住所、TEL、FAX、メールアドレス)を明記してEメールまたはFAXでお申し込み頂くことも可能です。〕

連絡先: (一社)日本印刷学会
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8
電話:03-3551-1808 FAX:03-3552-7206
E-mail:nijspst-h@jspst.org   URL:http://www.jspst.org/
ご注意: 申込み後の無断欠席は、ご容赦願います。定員に達して、お断り者が居る場合の無断欠席に関しましては、講演要旨と引き換えに参加費をお申し付けする場合がありますのでご注意ください。講演要旨のみのご購入をご希望の方は、講演会終了後に事務局にお問合せください。
その他: 印刷博物館内の講演会場(グーテンベルク・ルーム)にて参加費をお支払いただき、入館券及び参加登録票をお受取りください。