(一社)日本印刷学会 第15回紙メディアシンポジウム

「激変する周辺状況に紙メディアは如何に対峙してゆくのか?」

 日本印刷学会 紙メディアシンポジウムでは、単になる印刷技術や印刷メディアの領域を超え、人間との関わりという視点から、情報メディアとしての「紙」の役割について多面的にその価値を見直すと共に将来を見据えて参りました。今回のシンポジウムでは、デジタル化やIoTの進展、脱プラの動きなど、社会情勢が急速に変化しつつある中、紙メディアはそれらに如何に対峙していくのか? をメインテーマに各ご講師の方々に話題提供頂きます。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
主 催: (一社)日本印刷学会 紙メディア研究委員会
協 賛: 〔予定〕紙パルプ技術協会、(一社)繊維学会、(一社)日本木材学会、(一社)日本雑誌協会、(一社)日本画像学会、(一社)日本写真学会、(一社)画像電子学会、(公社)高分子学会、日本出版学会
日 時: 2019年3月1日(金) 10:00〜16:40
(懇親会 希望者のみ 16:50〜18:00)
会 場: 日本印刷会館会2階会議室
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8
(東京メトロ有楽町線新富町下車5番出口徒歩3分;日比谷線八丁堀駅A3出口徒歩5分;築地駅4番出口徒歩5分)

9:30 受付開始
10:00-10:05 開会の辞
10:05-10:55
1. 『紙でできることは紙で。』 日本製紙グループのパッケージ戦略と開発事例
「サステナビリティ」「気候変動」「廃棄物問題」は、地球環境における普遍的な課題として挙げられる。日本製紙グループでは「紙でできることは紙で。」という考えのもと、これらの課題解決に貢献できるような技術・製品開発を行ってきた。本講演では、これらの課題に対する直近の世界的な動向を述べた後、当社の取り組みを紹介する。

日本製紙株式会社 パッケージング・コミュニケーションセンター 技術調査役  
野田 貴治
10:55-11:45
2. 段ボール・板紙の変遷(仮)
段ボールが開発され、パッケージに使用されてから100年以上が経っている中、今なお変わらず使用され続けている素材である段ボール、その変遷について紹介する。また、現在求められているニーズや今後の可能性について考える。

王子ホールディングス株式会社 パッケージング推進センター 販売戦略室 室長  山縣 茂
昼食休憩 (11:45-13:00)
13:00-13:50
3. IoT市場における紙の活用事例:TOUCHCARD®と紙の有効性について
IoT市場が拡大し、自動車や家電など身の回りのあらゆるものがネットにつながってきている。本発表では、IoT市場における紙の有効性の視点から、スマートフォン画面にタッチさせると、指定のページや特別な映像、画像、音楽等のコンテンツに簡単にアクセスできるTOUCHCARD®について事例とともに紹介する。

Touchcard株式会社 取締役  山上 義典
13:50-14:40
4. 福永紙工のデザインプロジェクト:紙メディアの可能性をデザイン、印刷、加工から追求する
福永紙工は1963年創業の小さな印刷加工会社。2005年より多くの外部デザイナーと協業して「かみの工作所」や「テラダモケイ」というオリジナルブランドを構築し、本来100%受注産業である印刷加工業の概念を崩し自分たちで企画、デザイン、製造、販促、販売に挑戦している。その取り組み方の事例紹介から中小企業と紙、印刷加工業の可能性を考察する。

福永紙工株式会社 代表取締役  山田 明良
休憩 (14:40-14:55)
14:55-15:45
5. 各国の銀行券におけるデザインの変遷
銀行券の主模様(肖像等)はその国を象徴するデザインであるが、近年のデジタル化や社会情勢の変化により、主模様のデザインの大きさや種類が変化している事例を取り上げ、紙メディアとしての銀行券の変遷について報告する。

独立行政法人国立印刷局 研究所 基盤技術研究部 主任研究員  岩崎 浩
15:45-16:35
6. 紙メディアに求められる合成炭酸カルシウムの技術動向
炭酸カルシウムは、填料・顔料として古くから様々な紙に使用されている。紙の白色度や印刷適性の改善が主な目的であるが、特に合成炭酸カルシウムにおいては、粒子径や形状の制御による新たな効果が求められている。本発表では、合成炭酸カルシウムの特徴や使用例、特に近年の情報用紙で求められる性能について紹介する。

株式会社白石中央研究所 研究開発グループ 主幹研究員  松原 桂
16:35-16:40 閉会の辞
懇親会(希望者) (16:50-18:00)
簡単なお食事を用意しております

定 員: 120名
参加費:

会員、賛助会社及び協賛団体所属員=10,000円、
学生・教職員・シニア=3,000円、
会員外=12,000円

懇親会費:

1,000円(懇親会 参加希望者のみ)

連絡先: (一社)日本印刷学会
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8 日本印刷会館内
電話:03-3551-1808 FAX:03-3552-7206
E-mail:nijspst-h@jspst.org
申込方法: 必ずweb上のフォームからお申し込み下さい。
(webがご利用になれない場合に限り、聴講者氏名、所属、連絡先を明記してEメールまたはFAXでお申し込み頂くことも可能です)
参加費払込: 参加費、懇親会費は当日会場受付でお支払願います。
お断り: 事情によりプログラムまたは講師を変更する場合があります。